竹井です。三連休、だから何という感じのお休みも、気づけば終わってました。そういえばがんばってコンパイラがりがり書いてたから、日曜の晩は地下に泊まって徹夜したんだった。いやー理情にいると、その授業時間の少なさと課題のキツさのせいで、
平日 = 朝、2 限がある日
休日 = 朝、2 限がない日
という感じになっちゃうんですよね。いたってシンプル。つまりは、いつも課題をぼちぼちやってるような状態。おかげでたいていの人は曜日感覚が飛びます。そんでさらに拍車をかけるのが、地下にいると外の景色が見える窓がないから、時間感覚までおかしくなってくる。この季節は、だんだん暗くなる時間帯が早くなっていますけど、それに気づかず、17 時半とかに、ふらっと外に買い物に出かけると、「お、もうこんなにまっくらっ!」って驚くこともあるくらいですよ。あぁ、学生控室が建物の屋上にガラス張りになってあれば、お日様も見えてもっと気持ちいいんだろうになぁ。
さて本題にうつって、今日ははじめての進捗発表の日でした。先週の同じコマ (火 3) で、実験講義で班組みについて TA が OK だして、正式にチーム結成になってから早一週間。どこの班も、まずは作る CPU のコンセプトを決めたり、誰が何の担当をするか割り振ったり、そしてこれからの予定をどうするか考えたり、なかなか忙しい週だったはずです。うちの班についても、だいたいの方向を決めて、さっそく長い冒険へと船出しました。ちなみに、この実験講義で行う発表では、班員から一人、もちまわりで発表者を選んで、その週にあった出来事を説明したり、今後のガント チャートを提示したりします。場合によっては TA から雲行きが怪しげなところを突っ込まれることもあるようです。うちの班では今週、とりあえず花元さんに班長権限で発表者の仕事を投げたのでした。以下、各班の状況。
- Team C#
うちの班は、トップ バッターで発表。進捗はそこそこ順調です。ガント チャートを作るという班長の重大責務だけはしそこないましたが、各班員がしてる仕事は把握してます。シミュレータは GUI 付きで超高機能だと、発表でもみんなからおおむね好評だった模様。新井さんがんばってます。ちなみにオンライン ヘルプ付き (Twitter でメッセージ流すだけだけど笑)。コンパイラはフロント エンド部分がほとんど出来上がりました。今週中に α 変換と K 正規化のコードを書きあげます。ちなみに開発言語が F# と C# で完全五度でハモります。基板係はがりがり FPU 書いてる人もいれば、ISA を策定している人もいれば、SRAM コントローラと格闘してる人もいます。 - チーム ksk
とりあえずこのチームは、進捗がヤバいです。爆速です。チーム名の「ksk」というのは、この班員のうちの一人のハンドル ネームで、みんなで「カソクさん」って呼んでます。彼はハードウェアが得意みたいですが、とりあえずみんなとはけた違いに FPGA をいじり倒していて、すでに命令キャッシュを搭載させて実基板上でフィボナッチ数列の計算ができたらしいです。うーんともかく速い。最後に、チームのガント チャートが発表されましたが、ほぼすべてのタスクが「終了」状態で、班長曰く「自分が一番おいてきぼりを食らってる」らしいです(笑) とりあえずこのチームは今年の理情生のゴールデン メンバが揃ってるので、強そうですよ。 - もん班
ここはここでなかなかユニークな班です。なにより、結成後に気づいたらしいのですが 3 人がハンターだそうです。今のところの目標は、CPU 実験で完動させることよりも、ゲームでオンライン進出することのほうみたい(笑) - AVR (仮) 班
ここの班は、なにやらマイコンとかで使われるようなマイクロ コントローラ チップの AVR というのを参考にして開発を進めるらしいです。詳しいことは知らないのですが、このチップは 8 ビットの命令長をもっていて、それで最初にフィボナッチなどの基本的なものを動かせるようにしてから、命令を拡張するという戦略をとるらしいです。ただ僕の個人的な印象だと、実験課題であるプログラムのレイトレーシングだと、命令長が 16 ビットでもかなり厳しいのに、8 ビットでどうやって頑張ってしこしこプログラム書いていくのか、ちょっと疑問ですねぇ・・・線表みた限りも、進捗はあまり芳しくなさそうなので、正直言って少し心配かも。 - くいたんっ
麻雀野郎どものチームですかね、ここは。「くいたん」ってのはマンガの名前だそうなんですが、ともかくよくわからないこだわりがすごいです。まず最初のアーキテクチャ名が「タンヤオ」だったそうで、いろいろやっていたみたいなのですが、途中であまり美しくないということで「三色」アーキテクチャを作ったらしい。僕はポーカーしかやらないので麻雀の役はわからん、残念。それと、班員の中で「Windows 製品使用禁止令」が出てるらしくて、論理合成などで使う専用ツールも Linux 上に入れて頑張ってるらしいです。まぁいろいろ濃いメンバたちですよ。あ、ちなみに TA がいろいろ麻雀の役のことで突っ込んでました。もはやカオス(笑) - 崖っぷち
はっきり言って、一番進捗がマズそうなチームなよう。もともと再履修者が過半数集まってるチームらしくて、単位さえもらえればいいんだそうな・・・。なんか気の毒ですけど。でもさっそく最初の週からメンバが音信不通 (?) になっているらしいです。はたして大丈夫かなぁ・・・。
はい、まぁそういうわけで、結構発表は盛り上がりました。やはり学生が教室の前に立って話すというのはすごく新鮮で面白いですね。それにそれぞれ個性があるから、すごくいろんなことが聴けますね。来週からはデジカメで発表の様子もウォッチしようと思います。ではでは。
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