2009/12/07

東大の環境

こんにちは、お散歩してて綺麗な風景を見ると写真撮りたくなる竹井です。だんだん冬っぽくなってきましたね!

今日はちこっとだけ、本郷キャンパスの最近の様子などを紹介します。例年だと 11 月末、つまり駒場祭くらいには銀杏かなり散ってるのですが、今年は梅雨明けが遅くて日照が少なかったのに加えて夏が涼しかったせいか、木々の葉の色づきがかなり遅かったみたいです。先週あたりまで、黄色い葉っぱと緑色の葉っぱがまざってて、まだまだカナ、って感じだったんですが、やっと今週あたりになってほぼ全部黄色くなりました。

赤門のあたり 福武ホールの前 総合図書館前から工学部 1 号館の方向

紅葉って、葉っぱの付け根が秋になってくびれてきて、光合成によって出来た糖が維管束を通じて木の幹に渡ることがなくなり、結果として糖が葉にたまってくることによっておきるらしいです。だから逆に言うと、日照が短いと葉が黄色くなるのが遅いってことなんですかね、たぶん。

安田講堂

これは安田講堂東大紛争のときに、学生が屋上で徹底抗戦し、それが機動隊によって最終的に解放されたというのはすごく有名な話です。今では卒業式などをはじめとして、ちょくちょくイベントで使われていて、この間のホームカミングデーのときにも全体講演がここで開かれました。今日はなにやらウェブ学会シンポジウムとやらが開催されていたようです。

環境整備チーム

最後に、東大の環境整備をしている方々を紹介しておきます。東大の施設部の下には、環境整備チームというものがあり、ここの方々が毎日、キャンパスの整備をしてくださっています。この間の雨でだいぶ散った銀杏の葉も、上の写真のように環境整備チームのウィンド ブレーカーを来た人たちがかき集めて掃除しています。実はこのスタッフには知的障害者の方々を採用していまして、初めて知ったとき東大としても障害者の雇用機会を積極的に増やしているという印象をもちました。やっぱり大学という施設はアカデミックな場所でありながら、社会として構成員が満足できるシステムの縮図を作ってるんでしょうかね。いつも、キャンパスを綺麗にしてくれて、ありがとうございます!

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